墨田の文化を伝えるインタラクティブ展示
〜すみだ郷土文化資料館〜

隅田川にほど近く、1998年オープンした東京都墨田区立「すみだ郷土文化資料館」。
主に江戸時代から現代までの文化的な歴史を紹介しています。
ここに、墨田区ゆかりの人物をハイパーリンク形式で探す「すみだおもしろ人物発見」とインタラクティブな明治末期の花見体験「墨堤そぞろ歩き」の2つのメディア展示を制作しました。

DATE:1998.2 制作:株式会社乃村工藝社

すみだおもしろ人物発見



墨田区に関係ある人々をハイパーリンクでたどる、新しい概念のメディア展示。
最新のネットワーク技術を駆使した、サーバ・クライアントシステムで博物館のメディア展示に新しい手法を持ち込みました。
3DCGで表現されたすみだタウンで知りたい人物をクリック、あとはハイパーリンクされた興味ある事項を選んでいくだけで、墨田に関係ある人々を発見することができます。
ネットワークながら、映像/音声を使ったメディア・リッチな演出表現や、イントラネット化しインターネットに情報発信することも考慮されたプロトコルなど、これからの博物館のメディア展示の先駆的な形です。


墨堤そぞろ歩き



数々の賞に輝く、デジタルビデオ技術を駆使したサイバーネットワークのオリジナル手法で表現された、フルスクリーン/フルモーションの3DCG表現の模型と一体になったメディア展示です。
現代の浅草・吾妻橋から時代を超えて、明治末年の墨田川墨堤に花見の模型の世界に入り込むことができます。
ユニークなデザインの3DCGで表現された、当時の人々や風俗が華やかな時代の息吹を伝えます。
すみだ郷土文化資料館のメイン展示として、細やかな映像表現や模型演出との連動などで、訪れる人々に好評です。


※掲載の制作事例に関するご質問などはinfo@cyber-net.co.jpまでお寄せください。