- 子供たちが楽しみながらインターネットを体験するためのシステム
〜新潟県立自然科学館〜
(2001.3.1) - 季節を通して自然の情報が引き出せるデジタルガイドシステム
〜上高地ビジターセンター/上高地インフォメーションセンター〜
(2001.8.1) - 世界で唯一の実験できる河川で、自然の川のメカニズムを探る
〜独立行政法人土木研究所自然共生研究センター〜
(2001.11.1)
世界で唯一の実験できる河川で、自然の川のメカニズムを探る
〜独立行政法人土木研究所自然共生研究センター〜
興味ある情報が引き出せる ICカードをインターフェイスにしたメディア展示システム
自然共生研究センターは愛知県と岐阜県の県境にあり、世界で唯一の実験できる河川を持つ研究施設です。 ここでは、自然の川のメカニズムを探り、自然と共生するこれからの河川整備の方法を研究しています。
自然共生研究センターの全体的な施設の紹介と、実験河川で行われている最新の研究を紹介するのが「デジタル・インタープリター」です。
サイバーネットワークは、このシステムを2001年11月15日から2日間名古屋で開かれた「建設技術フェア2001in中部」の展示用に制作しました。
現在は、自然共生研究センター研究棟の展示スペースで、一般に公開しています。
デジタル・インタープリター
▲さまざまなテーマを選べるアイテムカード
▲アイテムによって、それぞれのキャラクタが説明
▲クイズに挑戦することで、さらなる興味が生まれる
展示は壁面にある実験河川の大地図と情報端末によって構成されています。
壁面の大地図上には実験河川のポイントごとに約30のテーマが書かれたICタグを埋め込んだアイテムカードが取り付けられています。このアイテムカードが、選んだテーマの情報を引き出すインターフェイスです。
ユーザは興味を持ったアイテムカードを持って端末に向かいます。
端末のテーブルにアイテムカードを置くと、テーブルに埋め込まれたICカードリーダーがIDを読み込み、アイテムについての説明が始まります。
オリジナルキャラクタの「ARRCくん」と「Dr.インタープリター」をガイドに、研究者をモデルにしたキャラクタが研究施設や研究内容をわかりやすく紹介します。
アニメーションによる展開に動画を組合せ、興味を引き出す工夫がされています。
大地図に取り付けられた実験河川の紹介のアイテムカードだけでなく、情報端末にはクイズに挑戦できるアイテムカードも用意されています。
通常の画面にふれるクイズではなく、物理的なカードを持ってのクイズは、わかりやすく楽しい体験です。